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医療観察法廃止全国集会

医療観察法廃止!7・24全国集会へ 精神神障害者の差別・隔離強化を打ち破ろう!

■日時:7月24日(日)13時開場、13時30分~16時30分 ■場所:中野区産業振興センター(JR中野駅南口 徒歩5分) 地図は以下 http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/162000/d017624.html

□講演:中島直さん(医療法人社団新新会多摩あおば病院 精神科医) 「医療観察法は廃止されるしかない ー批判的関与の現状と課題ー」 □リレートーク ■参加費:500円 ■集会終了後に交流会を予定しています ○全国から参加される当事者の方への交通費は1人上限5000円まで補助します。 □医療観察法は施行から今年7月で11年が経過しようとしています。入院の長期化が進んでいます(ガイドラインでは1年6か月だが、13年現在で平均約2年9か月、5年以上10年未満が6人も)。「手厚い医療」のなかで入院・通院中の自殺者が合わせて40人を超えています。当初審判での入院処遇比率が増加(施行05年61.3%が13年70.4%に)、通院処遇比率が激減(23.8%が10.2%に)しています。退院許可申立についても、裁判所は病院側からの申立を認めることはあっても、対象者側からの申立を認めた事例は皆無(13~14年)でした。

医療観察法は強制医療の予防拘禁法・治安対策の保安処分法であることがますます明らかになっています。私たちは昨年7月27日と今年3月1日、厚労省に交渉を開催させ、以上のような問題を含め回答を求めました。しかしその回答は具体的数字も例証も示さず「適切に実施・適切に管理・適切な医療」と居直りの姿勢に終始するものでした。

□いま精神障害者をめぐる状況は大きく動いています。生活保護基準引き下げのうえに成年後見制度利用促進法が4月5日に成立しました。また障害者総合支援法見直し法案も国会に上程され、精神保健福祉法見直しの検討会も始まっています。保安処分体制の強化を狙う改悪刑法「刑の一部執行猶予制度」が6月1日より施行されます。

□戦争・治安管理国家化が進行する現状下で共に考えながら、医療観察法の廃止運動の強化を目指していきたいと思います。ご参加を訴えます。 共同呼びかけ ○心神喪失者等医療観察法をなくす会 ○国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える会 ○NPO大阪精神医療人権センター ○心神喪失者等医療観察法予防拘禁法)を許すな!ネットワーク

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