2015年7月26日医療観察法廃止全国集会
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世界ユーザー・サバイバーネットワーク(WNUSP)共
なお当日は保安処分施設の廃止(制度は存続)を果たしたイタリアに調査にいらした黒川さんからの報告もあります 日時 7月26日 午後1時から 会場 中野区産業振興センター(旧勤労福祉会館)地下一階多目的ホール JR中野駅南口 徒歩5分 地図は以下 http://www.mmjp.or.jp/rmc-jyosai/map/nakakinro.htm
共同呼び掛け
□心神喪失者等医療観察法をなくす会
□国立武蔵病院(精神)強制・隔離入院施設問題を考える
参考 医療観察法廃案闘争の時のテレビ番組
医療観察法強行採決前 1/3 人間の鎖・法の問題点 2003 https://m.youtube.com/watch?v=DfTOGnfHb48 医療観察法実態 https://m.youtube.com/watch?v=wkhn81faYsk
心神喪失者等医療観察法説明パンフ 施行直後発行の古いものですが http://nagano.dee.cc/leafsample.htm
以下はこのパンフに八尋さんが寄せてくださった文章
いかなる病気や障害であっても、これを理由に人を社会から隔離してはいけ ない。
法律が、街から人を引きずり出して、どこか遠くへ連れて行くことを 許してはいけない。その人のための治療や援助が目的だとすればなおさら。
法律は、すべての人が自らの発展可能性を伸ばし、自分らしく生きて行ける ように約束し、国に実行させなければならない。 街の中で。いつでも。どんな場合でも。皆と等しく。 その人が重い病気や障害で苦しんでいるならなおさら。
かつて、私たちの国は、ハンセン病患者を、社会から隔離するという誤った 法律を作った。 患者の治療のため。社会復帰のため。家族のため。そして社会のため。そう 謳った。 ハンセン病が患者隔離を必要とする恐ろしい伝染病だというのは誤解だった。
誤った法律は、ハンセン病患者は街にとって害悪だと宣伝し続けた。 私たちひとり一人にも、また当の患者にも、そしてその家族にも。 街中の人びとが、隣人も、友人も、親族も、医者も、看護人も、校長も、教 師も、運転手も、スチュワ-デスも、店主も、店番も、記者も、キャスタ- も、タレントも、芸人も、スポ-ツ選手も、裁判官も、検察官も、弁護士も。 みんながみんなで、誤った法律の手足になった。 手足となって、患者を街からたたき出し続けたのだ。
克服しなければならないのは社会に巣食う誤った理解。 作らなければならないのは誤解を雪ぐ正しい法律。
「精神障害」は特別に危険か。「精神障害者」は街にとって害悪か。
そうではない。100年を見誤るな。この法律に反対。
弁護士 八尋光秀